「北海の天の橋立」と称されたここ野付半島の風物詩である。
しかし近年、主役はというとエゾ鹿が自分たちの縄張りであるかのように群れを成している。
左は流氷、右は鹿と言ったところか!
観光客らしい車両が散々しており、恐らくカメラマニアであろうと推察する。
増えすぎた鹿を捕獲する囲い罠も設置されているが、道立自然公園にあって何とも奇妙な光景かとも思ったりする。
道東地域も環境のバランスが失われつつあるのだろうか?
そうした中で、観光客を向かえ喜んでいただけるよう努めるのが我々の仕事であるが、観ていただきたいのは、光ばかりでは無く、影のところでは無いかと考えさせられることもある。
「流氷が 寄せる海峡 春近し」
by kinchan
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