2013年10月29日火曜日

明日まで!!

秋晴れの穏やかな小春日和に恵まれた本日。


先日の雨&増水の濁りは治まりきっていないものの、
標津サーモン科学館内「魚道水槽」では、多くの遡上したシロザケの姿をご覧いただくことができましたw

10月も末となり、例年より遅く先日まで遡上していたカラフトマスは、
ほとんど見かけなくなりました。

そして、この「魚道水槽」での遡上の展示は明日10月30日までとなります!!

11月1日からはシロザケの産卵行動の展示に切り替えるため、
10月31日は、その作業日となります(通常通り開館します)。

 
名残りを惜しむわけではないのですが、
遡上の様子を撮影・・・。
 
というなかで、 ↓↓↓

秋深き…

隣は何をする人ぞ。
ということで標津サーモン科学館を出てお隣のサーモンパーク内を見渡すと…
 
 あちこちで木々が色づいて、秋を知らせてくれていました^^
 
春にはシロザケの稚魚を放流していた小川も、 今では少し違った表情を見せています。
 
 
晴れ渡る空の下お散歩するのもなかなか心地よいものです^^
 
 
さてさて、今日はいくつかお知らせを(*^^*)

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2013年10月24日木曜日

今年も冬の使者がやってきた! 

夕方、野付半島ネイチャーセンターで用事を済ませ、一路標津町へ、何となく白い帯状の物体が視野に入ってきた。

目を凝らしてみると、初 白鳥、なんでも初物は嬉しいものである。

そう言えば辺りはすっかり晩秋の様相である。

冬近し、何度目の冬を向えるのだろうとややセンチになってしまう。








数十羽はいるだろうか
野付半島は野鳥の宝庫、よくよく見渡すと鳥目の局長にも数多くの野鳥が目に入ってきた。

賑やかな宴が始まるのか?

この時期、めっきり観光客の姿は少なくなったものの、ファインダーを覗きこむ熱心なバーダーの姿も眼についてきた。

価値の評価は様々であるが、魅力ある資源が沢山埋まっていることは容易に理解できる。

さてさて、どう資源を生かしていこうか?

                  kinchan

いのちのつながり

標津サーモン科学館では、さまざまな体験学習を行っています。
本日もそのひとつとして、標津小5年生のみなさんと忠類川へサケの観察に行ってきました^^
 
ここはサケたちの自然産卵場所ですので、たくさんの卵が砂利の下に埋まっています。また、すぐ近くではサケたちが自分の子孫を残すために争っていたり、産卵の準備を進めていたり…。
生活の場に入るということで、卵を踏まないよう、荒らさないよう気をつけて川を歩きます。
 

 
産卵を終えるとその生涯も終わりを迎えるシロザケやカラフトマス。
子どもたちには川のあちこちからサケの死がいを探してもらいました。水中にあるものや地上で乾いたもの、皮の一部や骨になったもの、いろいろな形でサケたちが発見されます。
 
おっ、「あったー!!」という声が聞こえてきましたよ!
 
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2013年10月23日水曜日

これが見たかった!!


 日が短くなり、だんだん寒くなってきて、季節の変わり目を感じる今日この頃。
標津サーモン科学館では、外作業を終えて帰ってきたスタッフの第一声がみな「寒い!!」でした。
みなさまも体調を崩されないようにお気をつけくださいね^^
 
さて、10月もいよいよ後半戦。
なんと、9月から始まった魚道水槽でサケの遡上がご覧いただける期間も残り10日を切ってしまいました><
 
標津川からつながる水路で天然のサケをそのままお見せしていますので、正直見え方も日によって差がありました…。
 
10月下旬になると遡上数もだんだん減ってくると聞いていました…。
 
 
そんな本日の魚道水槽の様子は…
 
おや、お顔がたくさん。
 
ちょっとひいて全体を見てみると…
↓↓↓
 

2013年10月20日日曜日

お引越しwww・・・♪

本日の標津サーモン科学館・・・、

先の投稿でも、前段階に触れましたが

本日、チョウザメの引っ越し作業を行いましたw

当館で飼育しているチョウザメたちの中でも、
そして、国内の水族館等で飼育されているチョウザメの中でも、
 
割と貴重な、ミカドチョウザメ(ワイルドもの)です!!

今年2月、羅臼で漁獲されたものを
ず~~~っと、バックヤードでキープしていたのですが、
そのお引っ越し作業・・・。


貴重なミカドチョウザメなので、できるだけストレスを与えたくありません。
段取りを整え、作業を迅速に進めます。


全長1mほど、結構な重さですが、
少し水を張った担架に移して、運びます♪

「えっほ、えっほ・・・、」
 
TN大の実習生2名、お疲れ様♪ 
 
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2013年10月17日木曜日

お知らせと、雪と紅葉

まずは、お知らせから・・・。

明後日(10月19日)土曜日の朝、
標津町内忠類川からNHK(テレビ)の生中継が予定されています!!

季節柄、当然サケの話題が想定されていまして、
標津サーモン科学館も一枚かむことになりそうですw

詳しくはまた明日にでもお知らせできると思いますが、


是非お見逃しなく!!


さて、

昨日、過ぎ去っていった台風26号・・・。

(泊り込みで警戒にあたった学芸員のおかげか・・・、)
幸い大きな被害もなく、本日を迎えることができました。


道内では、各地から雪の話題が報道され、


サーモン科学館から見る武佐岳も雪化粧。 
 
斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路(知床峠:国道334号線)が、
昨日から積雪のため通行止めになっています。
その他、山間部の峠道で通行止めの個所が出ていますので、
ご移動の際、ご注意ください。


サーモン科学館一帯の「サーモンパーク」敷地内では、


紅葉が進んでいます。



台風一過の青空の下、
紅葉狩りはいかがでしょうか?

2013年10月16日水曜日

「移住体験住宅農園のジャガイモ収穫」

先週、移住体験住宅の農園でジャガイモの収穫を行いました。

じゃがいも収穫
その後、1週間ほど箱に入れ乾燥させました。

箱に入れて乾燥
今年は夏に雨が少なく、ジャガイモは大きくなりませんでした。

ジャガイモは小粒ですが3種類を混ぜ、今年移住体験下さった皆さん宛に、今日発送作業を行いました。

発送準備

清里町の移住体験も、今月で3棟とも空く予定ですが、「冬の北海道」を感じて戴くため、1月~2月の予約も随時受け付けておりますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、予約カレンダーを確認の上お申込み下さい。


はじめてのおつかい。

今日(10月15日)は、標津サーモン科学館に、
とっても珍しいお客様が来ましたよ!!
 
このお顔、ご存知ですか??
 

 正体は…


リュウグウノツカイです!!! 
 
全長は2m26cmほど、羅臼で獲れたということで当館に連絡が入り、譲っていただけることになりました!!
生きた姿でお見せできなかったのが残念ですが…
 
明日より18日まで氷漬けで展示いたします!!
 
当館学芸員も生で見たのは初めて!!と言っていました。
見られる機会がとても少ない貴重な魚ですのでお見逃しのないよう、ぜひサーモン科学館にお越しくださいね!!^^
 
 

おまけ
↓↓↓

2013年10月15日火曜日

「斜里岳に初冠雪」

昨日夕方、夕焼けの斜里岳を撮影。

初冠雪

初冠雪ですが、雪は少なく「真っ白な帽子」とはなっていません。

初冠雪

まだ登山をされる方はいらっしゃいますが、寒さ対策と、熊対策は勿論、沢の飛び石の凍結にご注意ください。

また、山小屋の営業は終了しており、トイレもありませんので、携帯トイレを使用ください。

斜里岳登山口までの道路封鎖は例年10月末ですが、雪の状況により早まりますので、これから登山を計画されている方は状況をご確認下さい。


まるごとお届け!!

突然ですが…今日(10月14日)は何の日でしょうか!?

体育の日!(ハッピーマンデー!!)

誕生日!(という方、おめでとうございます♪)

長嶋茂雄の引退試合が行われた日!(朝の情報番組、Z○P派ですね?)

いろんな日だと思いますが…


標津町ではアキアジ(シロザケ)の無料配布の日!!



町民は各家庭ごとにシロザケがまるごと1本もらえるという、サケの街標津ならではのなんとも粋な計らい!!

ということで、朝から各町内会ごとに配布される場所へ受け取りに行ったり、もらったサケをさばいたりと町民は大忙し><

科学館に来た宅急便屋さんは、
「今日は朝から電話がたくさん来てて…」
と言うほど、サケの配送も多かったようです。

普段は「見る」サケについてご紹介することが多いですが、サケと言えばやはり「食」の視点も欠かせませんよね?(*^^*)
標津サーモン科学館の中ではサケをまるごと食べよう!ということで、赤身の部分はもちろん、内臓などの調理法について解説したパネル展示やビデオ上映がされているので、ぜひご覧になってみてください^^




ちなみに、サケ料理初心者の私は…

2013年10月14日月曜日

「シーニックバイウェイ北海道・全道フォーラム開催」

10月12日~13日に札幌市で「シーニックバイウェイ全道フォーラム」が開催されました。

全道フォーラム

12日(土)午後3時半からは、代表者会議等が開催され、今後のシーニックバイウェイの活動等について活発な意見交換が行われました。

また12日(土)~13日(日)には、札幌地下歩行空間においてイベントが開催されました。

東オホーツクのPR

会場では、各ルートの紹介や風景パネル展、ステージイベント、シーニックデッキカフェ、特産品販売等が行われ、沢山の方が来場下さいました。

東オホーツクのPR

尚、このイベントを含め、シーニックバイウェイについての報道が、昨日午後6時15分からHTBテレビで放映されました。


2013年10月9日水曜日

テレビ放映のお知らせ

明日10月10日になりますが、

NHK総合11:50~「つながる@タンチョウ」にて、
標津サーモン科学館で見られるサケの遡上の様子を紹介します。

生放送で電話出演の予定です!!

釧路・根室エリアのみの放送ですが、
お時間の合う方は是非ご覧ください。

2013年10月8日火曜日

新たな命へ…

今回は標津サーモン科学館で行っている
「シロザケの人工授精体験学習」の様子をご紹介します^^
おとなり別海町の中学生のみなさんがいらしてくださいました◎

まずサケの体重、体長を測定します。3~4kgほどあるので持ち上げてみるとなかなかの重さ><
卵(イクラ)がこぼれてしまわないように慎重に測ります。
 
メスのお腹から卵をかき出します。成熟したメスの体重の20%ほどが卵の重さです。一匹のメスからたくさんの卵が出てきます。

 
 
次に、取り出した卵にオスの精子をかけます。しかし、この時点ではまだ受精はしていません。
真水につけることにより精子が動き出すのです。



ということで、真水につけて受精完了です。たくさんの稚魚に出会えますように…。
 
今回ご紹介した人工授精体験は、学校団体さんのお申込みが多いのですが、11月には一般のお客様向けにも体験していただける機会を用意しております!近くなりましたらまた詳細をご連絡いたしますのでぜひご参加ください\(^o^)/
 


2013年10月7日月曜日

ワイワイ! 池田ワイン祭り交流参加

今回が5度目となる標津町&池田町のイベント交流事業、池田町のワインまつりに参加!

朝から大賑わいの会場では、旨そうな香りが漂っていた。

我々は横目に地場産品のPRと販売に集中?

祭りではシェフkinchanに大変身し、天然帆立ソテーを焼く。

準備したホタテのソテーは午前中に全て完売。

ホタテの人気は高いことを実感!




この会場には5,000人が来場
5年目になると若干の知名度も上がっているようで、池田町民の方々がわざわざ訪ねてきて来てくれるなど、嬉しい反響もありました。

お話しさせていただいたお客様、なんと福岡県から来られたと、外国人も多数来場しており、池田グルメの凄さを体感した一日であった!!

来年はお客として参加したいものだ。

叶うかな?


2013年10月6日日曜日

お知らせ と 賑わい www ♪

この週末も、

多くの方に標津サーモン科学館へ、ご来館いただきました。

ありがとうございます <m(__)m>


まもなくサーモン科学館では、展望塔の塗装・改修工事が始まります。
先日より、作業用の足場の組み立て作業が始まりました。
 
当面は、通常通りご見学いただけます。
玄関周りにて作業を行っていますが、ご了承ください。


さて、

本日午後の「魚道水槽」 ↓↓↓


なかなかの魚の入りです♪


この水槽にいる魚たちは、常にここで飼育されているわけではなく、
遡上中のサケたちの様子をご覧いただく仕組みになっています。

人の手である程度コントロールできる仕掛けもありますが、
水の流れに逆らって遡上する魚たちの本能によるところが大きいのも事実・・・。

この水槽でご覧いただける魚が多いかどうかは、魚の気分次第・・・。

今日も、人間の理屈では、特に遡上モードのスイッチが入るきっかけはなかったと思いますが、
午後になって多くのシロザケ(+カラフトマス)が入ってきました。


その様子を、動画でもアップしました♪ ↓↓↓

2013年10月4日金曜日

遡上↑↑↑ + 明日からスタート♪

先日まとまった降雨があり、
増水していた標津川・・・。

本日、増水はある程度おさまり、
サケたちの遡上モードが急上昇!!

標津サーモン科学館裏手の「観覧橋」からは、



右へ左へと群れ泳ぐシロザケたちの姿を見ることができました!!



「サケを見た!!」という気持ちになること、間違いなし!!

この画像だけでは、その様子を伝えきることができないのが心苦しいのですが、

やはり実際にご覧いただくのが一番でしょう!!

明日開催される「知床紅葉ウォーク」(斜里町コース羅臼町コース)にご参加の方は、
是非、標津サーモン科学館へもお立ち寄りください!!

サーモンシーズンを迎え、
当館では、様々な角度からサケたちをご覧いただけるよう、
色々と画策しております。

先日お伝えした通り、
捕獲用水車見学会」の開催のほか、

↓↓↓



2013年10月3日木曜日

10月も・・・、やっちゃいます!!

9月の「秋まつり」時に好評だった、
水車見学会」を10月もやっちゃいます!!


直径4m、巨大な水車でサケたちを捕獲する様子を、
こ~んなに近くで ↑↑↑  見学できちゃいますw

サケの捕獲用水車は、道内千歳市のサケのふるさと館「インディアン水車」が有名ですが、
(今日10/3もテレビで紹介されていましたね)

こんなに近くでその様子を見ることができるのは、
この「見学会」だけ!! (たぶん…)

今週末10月5日からしばらくの間(10月中)、
1日1~2回開催予定です。

開催時刻は、その日のサケたちの遡上具合をみて決めますので、
ご来館時にご確認ください。
(悪天候や遡上が少ない場合など、、開催しないこともあります)
1回の定員は10名様ほどとさせていただきますので、
ご了承ください。


こんな感じですw ↓↓↓

2013年10月2日水曜日

かわいい~~~w ↑↑↑

標津サーモン科学館の受付カウンターには、
小さな水槽がいくつか並んでいます。

素通りしてしまう方が多いのも事実ですが、

よくよく覗き込んでいただくと、小さくてかわいいメンバーが揃っていますよ♪

その中で、

エゾサンショウウオ

エゾサンショウウオ水槽は、
スタッフ間でもひそかな人気を集めています。

今年の春、卵を採取し育て上げてきたものたちが
現在、全長5cmほどになっています♪


この子は、いつも、
お気に入りの巣穴から、顔だけ出していますw

だいぶ環境に慣れてきたのでしょう、
受付スタッフからピンセットで餌を食べるようになりました♪

(今日の餌はハエ)

それどころか、
スタッフが水槽前に近づくと、餌をもらえるのかと、
反応するようになりましたよw

これぞ、サンショウウオ飼育の醍醐味のひとつ♪

受付スタッフも、その魅力にはまり、
時間を見つけては、エサとなるハエを求めてうろうろしていますw

というような写真を撮っていた所で、
もう一つの水槽を見て、

「かわいい~~~」

と嬌声を上げる受付スタッフ。


2013年10月1日火曜日

めができたよ♪

冷たい小雨が降り続いた1日となりました。

が、わずかな雨でもサケたちは、それを感じるのでしょうか、
標津サーモン科学館裏手の標津川にかかる「観覧橋」では、
遡上してきたシロザケたちの姿を確認することができましたw
(画像はありませんが・・・)

館内受付カウンター前では、


一足早く、 9月14日に人工授精したシロザケの受精卵を展示中♪

今朝、手入れをしていたスタッフから、


「めができたよ~」
 
と、報告w
 

「斜里岳山小屋の営業終了」

9月30日、斜里岳山小屋「清岳荘」の今年の営業が終了しました。


この後も、山小屋までの道路が封鎖される迄、登山は可能ですが、沢を渡る際の飛び石の表面が凍結の恐れがありますのでご注意ください。

また、登山者名簿は登山道入口にポストを設置してありますので、ご記入をお願い致します。



この日も駐車場には数台の車が駐車していました。



生憎の小雨模様でしたが、午前中に山小屋周辺の片づけを終了し、夕方シャッターを下ろしました。

今年は大きな事故もなくシーズンを終了しました。

また、上二股にトイレブースを設置しましたが、沢山の登山者に利用されました。

携帯トイレの使用については、近年登山者の理解度が高くなってきまして、大変喜ばしいことと思います。

斜里岳も間もなく雪が降りますが、例年初冠雪は10日前後です。